B’z
Scene 3 - 恋じゃなくなる日 (Koi ja Naku Naru Hi)
冬の海辺をあてもなく歩いて
二人で貝殻集めて
人もまばらな橋の上のベンチで
いつまでも波音を聞いている
言いたいことがからだの奥で
渦巻いてるけど
言葉にできないそのことに
今はいらだつこともないよ
WE WANT LOVE
うつむくしぐさに孤独の疲れが
見えても何もできなかった
ひきずることでも突き放すことでもない
曇った気持ちを抑えてる
昔によく似た日々が続いている
ワインを飲みながら踊って
君の部屋のソファーにもすわった
でもけっして昔と同じじゃない
ほんの少し 離れて歩く傷つかないように
ほんの少し口数を減らしてる
大事なものなくさないように
IN YOUR LOVE
冷たい風が僕らを近づける
くすぶる想い見透かすように
強い戸惑いを意味のない笑顔に
すりかえてまた戸惑う
小さな貝殻にひとつずつ絵を描いて
おもいでを砂に埋めてゆく
遠くで響いてる鐘は何かの
終りと始まりを告げている
恋という形のために
壊れるものがあること
知っているのに会いたくなるのは
恋だから 愛だから それとも
WHAT IS LOVE?
僕らが追ってる夢は本当は
同じものかもしれないけど
恋はいらないとつぶやく僕は
ただのひとりよがりだろう
真夜中 舗道で突然その腕を
組んできた君はとても綺麗で
そのまま僕はじっと空を見上げてる
恋じゃなくなった日の空を