[鬼頭明里「illminate」歌詞]
キラリ キラリ まばらに躍動しながら咲き誇る歌
ぼやけてくすんだ視界を照らそう イルミネイト
今
着飾るための 光に酔って
本来ある悲しみを 隠す
そんなもんだろって 唇を噛み
雲を纏う
「もういいかい」
あの頃の 声が呼んだ
「まだだよ」「もう少し」
追いつけない夢 遠い世界
いつか いつか 忘れてしまう
この想いも 輝きも
どうか どうか 忘れないでと
迅る鼓動 導いた
キラリ キラリ まばらに躍動しながら咲き誇る歌
キラリ キラリ 愛されたいと囁き 影を抱きしめて眠った
物悲しさは 季節をまたいで
なんでもなかったねと 消えた
雪解けのナイフ 忘れた春に
傷になった
積み上げた 一瞬が
報われないことがあっても 絶えぬ声
追いつきたいんだ あの光に
揺れる 揺れる 瞳の奥
反射する未来も動いて
浮かぶ 明かり 「ここにいるよ」と
だれよりも優しい色が
キラリ キラリ まばらに躍動しながら咲き誇る歌
キラリ キラリ 愛されたいと囁き 影を抱きしめて眠った夜
歩む足跡をメロディーで彩って
揺れる迷いすら 笑えたならいいな
闇がとけてゆく 人は灯火を求め頷いた
何もない未来なんてないんだ
「みつけたよ」
代わる代わる すすむ空は
喜びも嘆きも知る
どうか どうか 見守っていてね
いつか いつか 忘れてしまう
この想いも 輝きも
どうか どうか 忘れないでと
迅る鼓動 照らしてく
キラリ キラリ まばらに躍動しながら咲き誇る歌
ひとつ ひとつ 消えてく涙は星に 夜明けを待つ光になる